しずおカードだら

ちいさいころ、２０円で１枚出てくるカードダスに夢中になった。

ちゅうくらいになっても、まだやっていた。１００円で５枚出てきた。

このときにはすでに、「次に出るカードがキラかどうか」を見極める術を身につけていた。

おおきめになっても、トレーディングカード（通称：トレカ）にはまっていた。１０枚で６００円くらいした。


カード・・・男の子にとっては魅惑のあそび。
集める喜び。友達と見せ合う喜び。集めたぞー！という達成感。

なんて、子どもだけの感情だと思っていた。
もう自分は卒業したと信じていた。
でもちがった。

最近になって、特に集めようとするでなく集まり、見せ合おうとするでもなく交換し、キラがあるわけでなくちょっとスゴいのがある・・・とても身近なものを発見した。

名刺。

これは、カードとはまったくちがうものだと考えていたが、どうやらかなり近いものらしい。
サイズも、名刺のほうが小さいと思っていたが、ほぼ同じだ。
（子どものとき、カードダスは今よりも大きく感じた）



カードを卒業したつもりでいたのが、全然卒業していなかった。
名刺、めっちゃ集めてるやん！！


三つ児の魂百まで。
あんまり変わってないんだなと思う。

カードを集めるのに飽き足らなくなった先に、

「自分で創る」

という選択肢が生まれた。

「なにをカード化しよう・・・？」





つづく（笑）