しずおカードだら

さる９月２３日（火・祝）、自転車で藤枝に行ってきました（もう一週間も経っちゃった！）。

話が盛り上がって自転車で行くことになったけど、いちど大崩ルートで焼津に行って
ものすごーく大変だったのを思い出して、正直不安もあった。

でも今回はちがった。
ヴェテラン自転車のりのNさん案内のもと、
自転車が走りやすい、なるべく車どおりの少ない道を軽快に走った。

道がちがうとここまでちがうか、自転車の旅。

丸子の方にこんな素敵な自転車道があったなんて知らなかった。
体力的な疲れ以上に、きもちが乗るから爽快だ。

トンネルを抜けるとそこは・・・






“松下さん”の田んぼだった。
「喜久酔」の松下米で知った松下さん。

いろんないい話を聴くことができた。
「植物は正直。手をかければ、かけただけのものが必ずできる」
「目に見える生き物が田んぼにいる。目に見えない生き物がもっといるということ」
「自然は人間の考えの及ばないところで米をつくっている」
「無意識を意識化する。それがおれの米づくり」


なかでも２０年来疑問に思っていたあの“ミステリーサークル”（稲が円状に倒れている光景）。
原因は『肥料のやりすぎ』であることを初めて知った。
ようするに、“稲のメタボ”があの光景を作り出すらしい。


松下さんの田んぼは見ていて気分がいい。
スッと稲が立っている。
ひと株が驚くほど太い。

案内人（実は米屋さん）のNさんの言葉。
「いい米がつくられる田はいるだけで気持ちがいい。それが一番の証拠」


心までスッキリして松下さんの田をあとにする。
そうだった自転車で来ているんだった。
帰りもこがなきゃ。

ランチに寄ったのはカクタスハウス。
ものめずらしいリッチな昼食だった◎




かえるに帰る。
西日に負けず。
向かい風にだって。

しずおかをまたひとつ好きになった一日だった。



ただいま！