しずおカードだら

つい先日、富士宮のさらに上、木の花農園へ行ってきました。


日がな行なわれる循環型農業を、
ファミリーの輪に入ってたんたんと体験する。


一同で介する昼食。
肉と魚を一切使わない木の花菜食。
一番年下の者がいただきますの号令をかけるきまり。
３，４歳の子がしっかり役目をこなす。


どれも色鮮やか。
口にするとびっくりするおいしさ。
野菜だけで、こんなにもうまみが引き出せる。


調味料も自家製。
お腹いーっぱいに食べてもきちんと夜にはお腹がすく。
気持ちいい食事。
食べものは豊富になったけど、なかなか出会えない食に、ここで出会える。


２日間の農作業体験ではニンジンの間引きときび刈りをした。
地味で終わりの見えない作業。
あっという間に時間が経つ。
妙な充実感。
性に合ってるナーと感じた◎


就学前の子どもたちは畑についてきていつまでも自分たちで遊んでいる。
間引きをした泥のついたひょろっこいニンジンをそのまま食べる。
遊び方を知っている。ただひたすらにたくましい。
当たり前の姿なんだけど、他の場所では久しく見ていない。


僕が大事にしている価値観ってなんだろう。
社会の価値観。時代の価値観。ひとの価値観。
どれだって“絶対”ということはないはずだし、そうであってはいけないと思う。


実践は尊い。
言葉ではなく生きかたが多くを物語る。
たくさんの生き方に出会いたくさんの考え方に触れる。
だれだって初めて生きる。
迷って当然、へたくそがなんだ、不器用結構。


いろんな場に足を運び、いろんな人と出会い、
生きかたの勉強をする。
ちょっとずつ、自分の生きかたがみえてくる。


ここを知ることができてよかった。
また来ようと思う◎