静岡→銚子 帰省3日間 ~おまけ編~
「銚子電鉄の動力は電気ではございません。」
から始まるこの文章。
僕は素直に「いいな」と思ったけど、実際 世間の評価はどうなんしょ?
なにかご意見のある方はぜひコメントください◎
銚子電気鉄道株式会社とはいかなるものか。
Wikipediaによると以下の記述がある。
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千葉県銚子市にて鉄道事業、食品製造販売業、物品販売業を行う。
とりわけ食品では、鯛焼き(観音駅)や銚子名産の醤油を使った
「ぬれ煎餅」などを製造、販売しており、事業収入の過半を占めている。
特にぬれ煎餅については、銚子駅や犬吠駅の売店、一部の高速道路のサービスエリア・
パーキングエリアのほか、首都圏を中心としたデパートやJR東日本や
京成電鉄等の駅売店でも販売されており、インターネットを使った通信販売もある。
鉄道事業の割合は低く、また赤字体質で、鉄道事業の赤字は他の事業収益で補われている。
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「事業収入の過半を占めている」
すでに鉄道会社じゃないような気もしなくもないが、
とにもかくにも「ぬれ煎餅」で危機を回避し、
その勢いで全国的にも有名になった。
一車両のみでコトコト走っている姿をよく見かけた。
それ以来、銚子以外の場所で一車両で走っている電車を見たことがない。
久しぶりに犬吠駅に立ち寄ってみた。
駅構内はこんな感じ。
さすが夏休み、観光客だろうか、人がごった返していた。
奥ではおばさんがぬれせんをその場で手焼きしている。
試食もふんだんに用意されている。
傍らにはこんなものが鎮座していた。
やるしかないでしょう。やるしか。
童心にすっかり還ってしまった。
と、ここまでは王道の銚子観光。
今日はおまけ編として、ガイドブックには載っていないだろうローカルな名品の御紹介。
まず、「イイダのかき氷」
いまだにここのかき氷に勝るかき氷に出逢ったことがない。
口当たりのフワフワ感、透明感。
味の種類の豊富さ・1杯100円という良心的な値段。
まさにベスト・オブ・かき氷。
夏、銚子に行ったら食べずにはいられない一品である。
その昔、このかき氷を6杯おかわりした猛者もいた。
とにかくうまいんだ!
この日はまず、当時いちばん好きだった「青リンゴ」を注文。
しばし郷愁に浸る。
メニューを見ると、新顔がある。
新し物好きな私はさっそくチャレンジ。
おかわりで「さくらんぼ」をたのむ。
あ~!
写真ではこのくちどけを伝えられないのがもどかしい!!
食べてもらいたいけどかき氷という特質上 おみやげにもできない…
銚子に行くしかない!!!笑
続いては知る人ぞ知る名品「さのやの今川焼」
行ってびっくり、値上がっていた…
というのも今までが安すぎたんだ。
そうだ、そうにちがいない。
自家製のあんこ(これが絶妙)をこれでもかっ!と包み込んだ
超大型大判焼きと言えばイメージがわくだろうか。
かたちは無骨だが、味は天下一品。
一個食べれば満腹に近く満足できる和スイーツである。
黒あんと白あんの2種から選べる。
一個130円(むかしは90円くらいだった気がする)。
今川と言えば静岡なような気もするが、
看板には「元祖 今川焼」の文字。
ここらあたりのルーツを調べるのもおもしろい研究になるかもしれない。
注文を待ち並んでいると、お店の人に声をかけられた。
中学時代の同級生のお母さんだった。
覚えていてもらってうれしいやら、恥ずかしいやら…
ほくほくの今川焼を抱えて店をあとにした。
おまけ編でさらりと書くつもりが、思いがけず熱が入ってしまった。
やはり生まれ育った地の味には思い入れがある。
人の数だけ、そんな「地元の味」が存在してるんだなーと思うと、
なんだかしあわせな気分だ。
今日はいい夢が見れそう。
おやすみなさい。