静岡→銚子 帰省3日間 ~2日目~
銚子物産館というお店。
2日目の今日は、この紹介から始めたい。
ここは、新しい銚子の希望だ。
銚子の“よさ”を、銚子の“モノ”にのせて、
発信し、元気にしていこう!という、
いわゆるひとつのプロジェクトだ。
店を興したひとが父の知り合いだというので、
帰ったなり「行こう行こう」ということになった。
シーフードカレー。
ひと皿500円。食べ放題800円。
個人的には辛口に感じる。
具にはヤリイカ・マグロ肉などが使われているらしい。
ひとくちほおばると海の香りが漂い、磯の音が聴こえてくる。
と、ここまでは漁師まちにはよくあるかもしれない話。
実は、もう一歩隠された裏側があるらしいのだ。
使われているイカやマグロなどの海産物。、
今まで余分な部分としてであったり、傷物で商品にならなかったりして
使い道のなかったものなのだそう。
世はB級グルメがブーム。
これは、言ってみれば「B級品グルメ」であろうか。
それまで捨てられていたものが、こうしておいしい形で蘇る。
銚子の資源を存分に生かそうとする魂がうれしい。
その他にも、こんな個性豊かな商品が生きる。
どれも一通り食べてみた。
新しく、「地元の味」として自分の中に浸みわたっていく感じがした。
お土産品も多数取り揃えてあった。
自分は地元企業フジショウの「ピーナツハニー」を購入。
小中学校の給食でも出る代物だ。
これが、うまい。
炊きたての白米と一緒にかきこむと何杯でもいける気がする。
また、脳内に懐かしさを呼び起こし瞬間タイムスリップしたような
感覚も味わえる。
まこと得がたき一品である(誰しもそんな一品があるにちがいない)。
自分が居たころにはなかったお店。
応援の気持ちは、そこへ行くなり、食べたり買ったりして表現したい。
が、静岡にいてはそれもかなわない。
銚子に育ち、静岡に来た。その生活も、6年目となった。
銚子のことは、どこかで思いながらも、これといってなんの行動もしてこなかった。
自分にできることなら、銚子のために何かしたい。
記事にするのも、その一方法であると思う。
がんばれ銚子!がんばれ銚子!!
と思いながら、今日も静岡でがんばろうと思う自分がいる。